うらぶろ

目に見えない世界のことをつぶやき

村上春樹の「うなぎ」とガイド

精神世界でよく「ガイド」ってでてくるじゃあないですか。
天使でも神様でも狐でも守護霊でも龍でもなんでもいいんですが、そういう自分の脳内で話ができる別人格というか別側面。

 

それって、村上春樹のいう「うなぎ」と一緒だよなーとふと思ったんですよね。

 

うなぎ、というのは、村上春樹が小説を書くときに呼び出す第三者。小説を立ち上げる時に召喚するんだそうです。

そのへんの下りを、『柴田元幸と9人の作家たち』という本のなかで村上さんは語っております。

blog.tatsuru.com

==以下引用==

 

村上:僕はいつも、小説というのは三者協議じゃなくちゃいけないと言うんですよ。
柴田:三者協議?
村上:三者協議。僕は「うなぎ説」というのを持っているんです。僕という書き手がいて、読者がいますね。でもその二人だけじゃ、小説というのは成立しないんですよ。そこにうなぎが必要なんですよ。うなぎなるもの。
柴田:はあ。
村上:いや、べつにうなぎじゃなくてもいいんだけどね(笑)。たまたま僕の場合、うなぎなんです。何でもいいんだけど、うなぎが好きだから。だから僕は、自分と読者との関係にうまくうなぎを呼び込んできて、僕とうなぎと読者で、三人で膝をつき合わせて、いろいろと話し合うわけですよ。そうすると、小説というものがうまく立ち上がってくるんです。

 

==引用ここまで==

 

で、村上春樹は「小説」という世界をよきものとするために「うなぎ」を召喚する。

それと同じように、人間はガイド(でも守護天使でも何でも:以下略)を召喚するのかなと。人間は「自分と、現実世界」のほかに第三者の関係者としてのガイド。自分や現実を変えていくのにガイドと話し合ってなんとかしていく。

 

そう考えると、スピリチュアルでいうガイドというのを設定したり、もしくは脳内でうまく「自分会議ができる」というのはとっても効率的に人生を改善するのによい手法だと思うのですよね。

 

ガイドとか自分脳内会議が、どんどん沼になったり変な方向にいくのはアレですけどね。